昨日、小雪まじる寒空の下、音楽仲間であり、アンサンブルフローラでご一緒させていただいているキャンディさんと五嶋龍さんの『ヴァイオリン・リサイタル 2012 ジャパンツアー』へ行って参りました。
来松は4年ぶり。
大学を卒業した彼がどのような音色を奏でるのか楽しみにしておりました。
舞台に登場した龍さん。
ファーストインプレッションは、あんなに筋肉もりもりだったかしら?
すてきな紳士に成長されていましたよ。
演奏開始5分でお昼寝に入る男性の方、少なからず(笑)
なんて贅沢なお昼寝でしょう♪
時折、咳をする観客の方に目を向けながらも、すばらしい集中力でプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80を全楽章弾き切っていました。
休憩後のパガニーニの『「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38』では、右手左手のピッツィカートの素晴らしいこと!
思わず観客が「おぉ!」と声をあげると、悪戯っ子な笑みで弾き続けているチャーミングな龍さん。
どんな楽譜なのか気になってしまう程、テクニックオンパレードでした。
この曲を弾く彼はまるでヴァイオリンをおもちゃのように楽しんでいて、失礼ですが、愛らしいと感じました。
今後の彼の成長も楽しみでありますが、いつか海外で彼の演奏を聴いてみたいですね。
きっと日本とは反応も違うと思いますし、あんなに淑女が多くはないのではないかしら!?
ちなみに、彼のお姉さんがボストン交響楽団と演奏した際のコンサートを拝聴しましたが、演奏後スタンディングオベーションでしたよ。
帰りがけにサイン会に登場する彼を待ってみたのですが、デスクについた瞬間、キャンディさんと私の方に微笑みかけて下さった!
あの笑顔を励みにレッスン、頑張ります(しばらく)(笑)