雨後の新緑がひときわ濃く感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
友人の中にはレインウェアなどを新調して、この季節を楽しんでいる方もいますが、個人的には苦手なシーズンです。
湿度が高い点がNG。。。
さて、久しぶりにヴァイオリンお稽古のお話。
現在、ヘンデルのヴァイオリンソナタ第3番を練習していますが、先月、先生から名ヴァイオリニスト アルテュール・グリュミオーが、チェンバロと奏でるヘンデル・ヴァイオリン・ソナタ集をお借りしました。
お借りして1カ月を経過していますが、ヘンデルフィーバー冷めやらず。
グリュミオーは、私の大好きな国の一つ、ベルギー(チョコレートが美味でございます)を代表するヴァイオリニスト。
そして、松本にゆかりのあるスズキ・メソードの創設者:鈴木鎮一先生の愛弟子のお一人、豊田耕児先生もグリュミオーの元で学ばれました。
そして、その豊田先生の愛弟子のお一人であられるのが、現・我が師匠であります。
グリュミオーの音楽性が豊田先生へと受け継がれ、豊田先生から我が師へ、そして、我が師から私に継承されていく(たぶん)と考えるだけで、わくわくします☆
ヘンデルに話を戻しましょう。
合唱っ子だった私にとって、「ヘンデル = オンブラマイフ Ombra mai fù 」といったオペラやオラトリオ色が強かったのですが、ヴァイオリンソナタに触れてみて、実に才能豊かな作曲家だったのだと感じています。
もちろんヘンデルの旋律を際立たせるテクニックを持ったグリュミオーというヴァイオリン奏者の存在も大きいとは思いますが、ピアノではなくチェンバロを起用している点も"極上の音色"を生み出す要素なのでしょう。
まさに"珠玉の1枚"とであります。
ここ最近の私ですが、複数の合唱のコンサートにご招待いただき、出かけております。
先週末には、所属していた合唱団クールディマーンシュ (子育てを優先させなさいという師のアドヴァイスもあり只今お休み中)の15周年コンサートに出かけました。
久しぶりに見る皆さんの生き生きとした表情、そして、心温まる(途中、恒例の笑いあり)ステージ。
懐かしさと共にステキなお仲間とご一緒させていただいていたのだなぁと改めて感動しました。
中でも合唱団のピアニストであり、中学時代からの旧友の母上によるピアノソロは最高でした!
奏でる旋律は雫のように瑞々しく、そして、キラキラと星が瞬くような心地よい音楽。
おいくつになられても音楽を愛する心を忘れず、丁寧かつ熱心にお稽古を積まれていらっしゃるのだと、演奏から伺い知ることが出来ました。
あんな演奏を数十年後の私も出来るように努力をせねば!
ステージ後にロビーでお見送りをして下さった合唱団の皆様。
懐かしい面面からは、「早く戻っておいで~!」、「待っているよ~!」とおしゃっていただき、涙が出そうになった私。
皆さんの益々のご活躍を楽しみにしております!
そして、またいつの日かご一緒させて下さいね。
音楽の継承は未来への希望となり続くのであります。