いざ東北へ! #01

会津の夏空
会津の夏空

残暑お見舞い申し上げます。

猛暑が続いておりますが、皆様はお変わりなくお過ごしのことと存じます。

まだまだ残暑厳しい折、どうぞご自愛の程お祈り申し上げます。

夏休み、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

我が家は、夏休みに東北を巡り、世界遺産とご当地グルメに舌鼓を打って参りました。

走行距離、なんと1600km

これはハネムーンで訪れたニュージーランドに続いて、我が家において歴代2位の走行距離であります。

ニュージーランドと大きく異なるのは旅行日数。

3週間を費やした"お気楽な旅 in NZ"とは異なり、今回は4白5日の弾丸トラベルでした(笑)

喜多方ラーメン はせ川にて
喜多方ラーメン はせ川にて

初日は、福島県 喜多方市会津若松市へ。

新潟県では片側1車線による対面通行区間が多く、こちらは予想以上の大渋滞。

その影響により、ランチに"喜多方ラーメンを食そう"との計画は見事に破れ、喜多方への到着は14時過ぎでした。

新潟と福島の県境を過ぎたあたりからは、坂本龍一教授作曲の大河ドラマ「八重の桜テーマ曲が脳内ループ。

 

途中、戊辰戦争で命を落とされた中野竹子のお墓を安置しているお寺(法界寺)の看板などを発見したりで、「福島に来たんだ!」と半ば興奮状態でありました。

会津若松出身の音楽仲間からお聞きしたのですが、地元では新島八重より竹子の方が有名なようです。

 

日本三大ラーメンの一つである喜多方ラーメンの本拠地の中で厳選したお店"はせ川"

こちらスープが切れたら即店仕舞いとのことでしたが、なんとか滑り込みセーフ。

人気店と伺わせる一つには、店の外に暑さ除けのテントが設置され、冷茶と冷おしぼりも準備されていました。

 

ランチもしっかり食していた我が家でありましたが、喜多方特有のあっさりした醤油味のおかげ(!?)で完食。

"太麺最高!"の瞬間でありました。

鶴ヶ城
鶴ヶ城

次なる目的地である会津への到着は遅れに遅れ午後15時過ぎ。

まずは鶴ヶ城へと直行。

補足ですが、こちらのお城は「若松城跡の名称で国のデータには登録されているようです。

1965年に外観復興再建されたおり、エレベータこそありませんが、名古屋城のように近代的な造りでした。

 

再現された塩蔵を入城し、歴代の藩主やお城の変遷の資料へと階をあがっていきます。

三層では、戊辰戦争で命を落とした白虎隊の肖像画が壁一面にあり、若き尊い命が失われていった事実に悲しみを感じつつ、五層造りの最上階へ。

こちらでは会津のパノラマを楽しむことが出来ました。

会津若松で忘れてはならない人が医学博士の野口英世
なんと野口英世青春通りなるものがあります。

幼少時に英世が囲炉裏で左手を火傷した話は有名ですが、会津若松の会陽医院の医師が執刀し、英世の左手は物を握れるまでに回復。

その出会いから英世は医者を志すようになり、会陽医院でも働いていたそうです。

 

現在、旧会陽医院の建物は、1階に會津壹番館という喫茶店、2階は資料館となっており、現存しています。

そんな趣のある會津壹番館でこれまた遅れっぱなしのアフタヌーンティー(イブニングティーに近かった。。。)。

時折聞こえてくる店員さん同士の会津弁で繰り広げられる会話が耳に心地良く、とても穏やかな時間を過ごさせていただきました。

 

今回、うっかり見逃してしまいましたが野口英世が洗礼を受けた若松栄町教会もあります。

会津に行かれる方、歴史ある教会へも足を運ばれてはいかがでしょうか?

クリックで救える命がある。