♪ブログ♪

2016年

2月

17日

芥川賞作家 羽田圭介氏、松本に来る!

千慶のグラタン風パスタ
千慶のグラタン風パスタ

週末は、美食家の友人と一緒に、松本 生ぱすた処 千慶でパスタをいただき、ナチュラルベーグル歌で翌朝のベーグルを調達。

そして、同じ通り沿いにある自家珈琲焙煎店FIFTY-ONE COFFEEでお豆を購入がてら、試飲。

心もお腹も満たされた私達は、メインイベントである講演会に出席するため、いざ深志神社の梅風閣へ♪

 

講演会は13時半スタートでしたが、すでに前方中央のお席は多くのご婦人方によって確保されていましたので、ステージ左側のお席に落ち着きました。

実は、こちらのお席、当たりでした☆うふふ

 

講演会に参加した経緯を少しご説明。

ピースの又吉直樹氏が芥川賞を受賞したことは存じていましたが、W受賞をされていたもう一人に関しては、お恥ずかしいのですが知識ゼロでした。

そんな中、昨年暮れに観た情熱大陸で、初めてもう一人が羽田圭介氏であることを知ったのです。

番組でお見かけした彼のシンプルな生活スタイルや裏表のない言葉のチョイスが面白いなぁと思っていた折、北野大先生とお二人でこの松本で早春対談をされるとの企画を発見!

もちろん即申込ませていただきました。

 

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2016年

2月

15日

エンリコ・オノフリ氏の演奏会を綴る

1年7か月ぶりにブログ再開を宣言致します!

これまでブログが放置状態にあった理由は諸所ございますが、「2016年は言い訳をしない!」と決めておりますので、勝手に割愛です(笑)

 

さて、前回は2014年7月末にブログを更新したのですが、その年の11月21日に、待望のエンリコ・オノフリ(Enrico Onofri)氏が演奏会のために松本にお越し下さいました。

 

「エンリコ・オノフリ、バロック・ヴァイオリンの奥義〜あの名曲の真の姿を探る〜」と題した演奏会。

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2014年

7月

28日

今秋、バロック・ヴァイオリニスト、松本に来る!

今日はコンサート情報をお届け♪

私が10代から交流のある友人で、信頼を寄せる姉のような存在のチェンバロ奏者が、イタリア・ミラノにいます。

ミラノ在住の音楽家ということもあり、彼女の友人は多彩なのですが、そのお一人にバロック・ヴァイオリニストエンリコ・オノフリ(Enrico Onofri) 氏がおり、そのエンリコさんが、なんと今秋(11/21)、松本にいらっしゃいます!

 

市民タイムスさん、なんて素敵なコンサートをご企画下さったのでしょう。

ありがとうございます!

ちなみに今回のチェンバロ奏者は日本でも有名な桒形亜樹子さん。

どんな演奏になるのか今からライヴにお伺いするのが楽しみです☆

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2014年

6月

21日

夢を広げる

お肉は熊本牛と仙台牛♪
お肉は熊本牛と仙台牛♪

深緑の候、皆様お健やかにお過ごしでしょうか?

我が家では、結膜炎と気管支炎に悩まされる6月前半を過ごし、気づけば20日過ぎ。

とはいえ、残念なことに、6月は祝日がない分、非常に長く感じられます。。。

 

今週に限っては、2回の出張が重なり、ワーママ(ワーキングマザーの略)にとっても、家族にとっても疲労回復に迫られた金曜日。

そして、昨晩は焼肉をがっちり満喫して参りました!

 

最近のお気に入りは、焼肉店かじゃ。

国産牛を使っており、子連れでも安心して食べられます。

お肉はもちろん美味なのは言うまでもないのですが、中でも暑い時期にお勧めの冷麺に関しては、昨年旅した東北に思いを馳せながら美味しくいただきました。

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2014年

5月

26日

ご無沙汰しております

コンサートのプログラム
コンサートのプログラム

風薫る5月、いかがお過ごしでしょうか?

5月中旬(5/12)には、アメリカ・コロラド州で積雪。

友人が思わず、"No Snowing!"と叫んでしまう心境、お察しします。

 

さて、2月のValentine's Day以降、まったくブログに手つかずの状態が続いておりました。。。

認めたい記事は豊富にあるのですが、会社から帰宅後も子育てが待っており、なかなか一人ゆっくりとパソコンに向かう時間はとれないのが現状です。

加えて、今年度は保育園の保護者会役員を務めさせていただいているのですが、ママ友曰く「一番忙しい人に一番忙しい役回りになっちゃったね」と。。。

 

担当は会計なのですが、年間収支の把握にはじまり、いかに銀行の窓口に行かずして業務を遂行出来るか模索する日々が続いていました。

ボランティアですから、可能な限り効率化させたいのが本音です。

今は改善が完了して、少し余裕が出てきたところです(笑)

よって、久し振りのブログなう♪

 

4月中旬、庄司紗矢香さんとメナヘム・プレスラー(Menahem Pressler)のデュオ・リサイタルに行って参りました。

紗矢香さんが30代となられていたことに驚愕しましたが(勝手に20代前半と認識)、ピアニストのメナヘムさんは御歳90!

卒寿ですよ、卒寿!

まさに巨匠とは彼に相応しい言葉ではないでしょうか。

 

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2014年

2月

14日

Happy Valentine's Day!

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2014年

1月

29日

お誕生日会

ピルピル様
ピルピル様

暦の上では大寒に入りましたが、思わず冬眠したくなるような寒さが続いたかと思えば、拍子抜けする暖かさだったり。。。
私の周りでは、ノロウイルスやインフルエンザを発症させている方々も多く、心配しております。

インフルエンザに関しては、乳酸菌と水分を補うことで、ウイルスへの抵抗力を高める効果があるそうですから、是非お試しあれ!

 

さて、今月は主人と私のバースデーマンス。

2007年創業の松本市にある スペインバル モナチューロス でお祝いしました。

私がバタ子さんだったこともあり、お店への予約も当日。

そんな突然のお願いにも関わらず、お店の方には親切にご対応いただき、加えて、周りのお客様も交えてのバースデーソング(in 伊太利亜語)。

人の温かさを感じたステキでラブリーなバースデーでした。

すでに息子が自分のバースデー会場にモナチューロスを指名中(笑)

 

モナチューロスは開店当時から幾度となく足を運んでいますが、絶対に外せないTapas(タパス)があります。

そ、れ、は、ピルピル(pil-pil)!

スペインの家庭料理で、ガーリックオリーブオイルで煮込まれた魚介類たちが、本当に本当に絶品でして。。。

ブログに認めているだけなのに、あの香りが私を包み込み、思わずキーボードによだれが。。。(冗談です)

 

家庭料理ということですから、バスク地方では当たり前に家庭で調理されている。

つまり、お家で再現可能ということで、調査開始♪

主婦の友 クックパッドに用語を打ち込んだら、レシピありましたよ!

そして、ピルピルに似た料理としてアヒージョも発見。

レシピを見ただけですが、アヒージョも美味しいに違いありません。

ということで、今宵、我が家のディナーは、ピルピルとワインに決定です☆

 

My dear friends, 

A special thanks to all my friends who are currently globetrotting who still made the effort. It means a lot to me that you all took the time from your busy lives to wish me a happy birthday, and I feel very blessed to have each and every one of you as friend. I got messages from South Africa, England, Scotland, Hong Kong, France, China, U.S.A, Canada, New Zealand, Australia, Sweden, Senegal, Spain, Jamaica, Vietnam, Kenya, Korea, Philippine, India and Japan!! God bless each and every one of you!! Love you all.

   "As iron sharpens iron, so one person sharpens another.-Proverbs 27:17-"

Much love,
Michelle

 

ご友人の皆様、

お忙しい中、お誕生日のお祝いの投稿、メッセージ、メール等ありがとうございました。
いただいた言葉から、お一人お一人へ思いを巡らせる機会ともなりました。
私にとって、友は神様から与えられた"恵み"です。
今後とも宜しくお願い致します。
そして、皆様のご多幸をお祈りしております。

   "鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる。-箴言27:17-"

愛と尊敬をこめて
みっしぇる

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2014年

1月

16日

Pママ会 @ Bistro FIGARO

明るい店内
明るい店内

昨年暮れ、ご近所に住むママ友達とランチ会を楽しみました。

このメンバー(Pママ会と愛称)で前回ゆっくりしたのは、暑気払いの頃ですから、半年ぶりのお食事会です。

今回のお店は、未開拓のメンバーが多かった松本市 伊勢町通りに位置するBistro FIGARO

私は何度かこちらのお店に足を運んでおりますが、非常に美味でして、旧友のグルメ&マダムなお母様も通われるお店の一つです。

 

グランドシェフ北野修氏は、東京・銀座の名店マキシム・ド・パリで修業を重ねた本格派の料理人。(FIGAROホームページより抜粋)

フレンチなのに格式立っていないところが、お気に入りの一つです。

一般的にフレンチに対しては、ちょっと堅苦しさをイメージされる方も多いと思われますが、こちらのお店はアットホームな雰囲気で、入りやすいです。

 

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2014年

1月

08日

遅れましたが。。。恭賀新年

蟹しゃぶ三昧
蟹しゃぶ三昧

1月も七草粥を過ぎての遅ればせながらの投稿、大変失礼致します。

改めまして、

 

あけましておめでとうございます。

2014年も宜しくお願い致します。

 

年末年始は主人の実家にお邪魔してのお年取りでした。

今回はお取り寄せによる"蟹しゃぶ、食いだおれ祭り”!

蟹肉の厚みがたまらないしゃぶしゃぶ♪

蟹に集中している間、誰もが無口だったのは言うまでもありません(笑)

 

翌日の元旦には、蟹のエキスたっぷりのお雑煮を食し、新年から家族皆が元気に過ごせることに感謝でした。

義母の作るお雑煮は世界一!(実母と味付けが違いますので。。。と軽くフォロー)

醤油とお塩のバランスが絶妙で何度も真似するのですが、なかなかあの味を再現することが出せません。

今年の課題でしょうか!?

 

さて、話は12月に遡りますが、我が家では毎年ハウスクリーニングをプロのおそうじ本舗さんにお願いしています。

おそうじ本舗さんお帰りの際、「年末はお忙しいですよね?」の私からの問いかけに始まり、しばし立ち話。

 

最近では、老人ホームでの遺品整理などのお仕事も多いとのこと。

中には思い出の品であろうアルバムすら廃棄処分を要望されるご遺族もいるそうです。

一番驚いたのは、お仏壇でした。

先祖由来の品ですら、他人の手に処分を委ねてしまうというのは、なんとも悲しいものです。

そんな背景には、ご家族との関係が冷え切ってしまったなどの諸事情もおありなのでしょうが、それにしても。。。

 

クリスマスやお正月といった家族が集まる時期を過ごしながら、おそうじ本舗さんとの会話が何度となく過りました。

今一度、家族との関わり方を見つめ直し、今以上に温めていきたいと感じています。

そして、今年の抱負は、"多くの友人達に会う!"です。

加えて、干支の馬のように全力で生き、喜び、駆けて参ります!

皆様、お付き合い下さいね☆

2013年

12月

29日

Christmas Dinner

LA CHIAVEの外観
LA CHIAVEの外観

クリスマスを終え、今年も残すところ3日となりましたね。

帰省される皆様、ご旅行に出かけられる皆様、お気をつけていってらっしゃい!

 

聖夜である24日は、主人と共に休暇申請済でしたので、昼から豪華ランチ、まさにChristmas Dinnerを松本市のLA CHIAVEで楽しみました。

以前より気になっていたお店であり、外観も立派なオリーブの木が3本彩り、好印象でした。

店内も木材を基調としており、落ち着いた空間。

昼は窓から差し込む外光が気持ち良く、リラックスさせていただきました。

 

首都圏やイタリアでも活躍されていたシェフ鍵田直哉さんの特別料理コース(クリスマスはこちらのみ)はどれも大満足♪

前菜の盛り合わせにあったプロシュットは今まで食した中で一番かしら?(笑)

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2013年

12月

24日

Joyful Christmas!

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2013年

11月

21日

イルミネーション点灯式 2013 - 松本駅

音喜楽ボーイズのお二人
音喜楽ボーイズのお二人

霜月も半ばを過ぎ、街にはイルミネーションやクリスマスツリーが飾られ、冬の訪れを感じずにはいられませんが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

個人的にはヴァイオリン独奏会+アンサンブルを無事に終えて、ほっとしているところであります。

 

先日、松本駅前にてイルミネーション点灯式があるとの情報入手。

朝方には雨模様だった為、天候を少々心配していましたが、寒さも和らいだ夕暮れ時。

 

ヴァイオリンとチェロの男性デュオ音喜楽(おきらく)ボーイズ(音喜楽BOYS)のお二人が点灯式を盛り上げるとのことで、弦楽の調べを楽しみに当日のお仕事を乗り切りました(笑)

なんと長野県観光PRキャラクター"アルクマ"くんも登場♪

息子は、アルクマくんにも出会えて大喜び。

アルクマくん横でゆ~らゆ~らと音楽鑑賞している"キャラ+ちびっこ"の姿、とても愛らしかったですよ。

 

案の定、テンションMAXゆえ、1曲演奏が終わる度に「Bravo!」の連呼。。。

親としては恥ずかしい思いをしましたが、音喜楽ボーイズ(音喜楽BOYS)のヴァイオリニストK氏に「盛り上げてくれてありがとう!」とおっしゃっていただき、胸を撫で下ろしたのは言うまでもありません。

 

音喜楽ボーイズ(音喜楽BOYS)のお二人にお会いしたのは今から3年程前。

息子の通う保育園に情操教育の一環で演奏にいらして下さったのが始まりでした。

チェリストのK氏は、松本交響楽団でいつも楽しそうに演奏していらっしゃるお姿を拝見していたのですが、ヴァイオリニストK氏はお初。

お二人のステージは、本当に楽しく、そして、癒しをいただけるステキな時間でした。

 

その後、ご縁があって、病院オケにてヴァイオリニストK氏と再会。

演奏法やテクニックなどもご指導いただき、お世話になっております。

”本物”をご存知ゆえ、妥協のない音楽性、本当に頭が下がります。

そして、柔らかいヴァイオリンやヴィオラの音色はステキです☆

 

撮影した動画をYouTubeにアップしましたので、ご鑑賞下さい。(デジカメ使用のため短いです)

息子は一瞬にしてピノキオの世界へ♪

When you wish upon a star♪

夜空の美しい冬がやってきましたね!

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2013年

10月

26日

モンブラン チャンピオンシップ

10月に入って無性に食べたくなるスイーツは何でしょうか?

私はモンブランであります♪

フランス語では、モン・ブラン・オ・マロン(Mont Blanc aux marrons、栗のモンブラン)。

山に似せて作られた頂上にある洋酒の効いた栗。

そして、手間暇かけて作られたマロンクリーム。

何とも言えぬ贅沢な一品モンブラン。

 

今年は、Facebook で繋がっているリアルなお友達に松本近郊で購入出来るモンブランを教えていただき、ケーキ屋さんを巡ってみました。

そこで、"モンブラン チャンピオンシップ"を勝手に開催させていただきます!(笑)

 

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2013年

10月

12日

子育てについて考える

運動会にて
運動会にて

久しぶりのブログ着手となりました。

書きたいことやご紹介したいことは山ほどあるのですが、私の中での物事に対する優先順位があり、ブログは優先順位低めなのです(笑)

ご病気?などとご心配下さった皆様にはご迷惑をおかけしました。

 

さて、最近、子育てに対して熟考する必要性が出てきました。

息子が好奇心旺盛で活発なこともありますが、自分が幼少だった頃に比べて社会環境が様変わりしてきたこともあり、親自らが積極的に学ぶ姿勢の必要性を感じています。

母が子育てをしていた当時、圧倒的に専業主婦が多かった時代とは異なり、仕事と子育てを両立する社会人ママが急増している現代において、子育てに関われる時間が絶対量として不足していることによる弊害は明らかだと考えるからです。

 

そんな不安を抱える中、先日、NPO法人長野県子どもサポートセンター主催の「松本子どもサポートセミナー」に参加しました。

資料代だけで気軽に参加出来るという手軽さもあり、自分が疑問に感じていた学級崩壊の要因等を学ぶ機会となりました。 

安曇野市在住の心療内科医・飯田俊穂氏がパワポを用いてご説明下さり、「人間関係が発達する児童期」と題してセミナーは進行しました。

 

メディアを通じて、先生の話を聞かない、指示に従わない、授業中に席に座っていられずに徘徊する、といった問題行動により、学級崩壊が増加していることは認知していましたが、総称して「小1プロブレム」と呼ぶことを今回知りました。

また、私自身、その根本的な原因について深く考えたことがなかったので大きな気づきにもなりました。

 

「小1プロブレム」の原因とは何か?

幼稚園・保育園から小学校にあがる際、「遊び」から「学び」に変わるギャップに子どもたちが順応出来ないことにあります。

主な原因として、

  ・子どもに基本的な生活習慣や耐性が身についていない

  ・子どもに集団生活での経験が不足している

  ・担任の指導の仕方

  ・指導力不足

などが考えられているようです。

 

保育園・幼稚園も集団生活では?と思われる方もいるでしょうが(私はそう考えていました)、未就学の段階では、集団活動とは呼べず、単なるグループ学習でしかないそうです。 

 

では、集団活動とは何か?

これは日本古来からある地域の集まりであり、活動を意味するとのこと。

核家族が大半の現代、少子化も手伝って、地域での活動も減少傾向にありますし、働くママが増える中、なかなか地域に飛び出していくことには抵抗がありますよね。

そんなことも踏まえ、資料を探していたところ、10年程前から取り組みが行われていました。

具体的な取り組みに関しては、東京学芸大学の取り組まれた「小1プロブレム研究推進プロジェクト」の報告書をご覧になると良いかもしれません。

207ページにもわたる資料をPDFで公開しています。

 

私なりに学習して出した結論ですが、同じ人間が一人として存在しないように、子育てにおけるマニュアルは一切ありません。

親が子ども一人一人にあった手段を研究する必要があり、それが務めだと思います。

そこで忘れてはならないのは、決して自分たちだけで取り組もうと気負わないこと。

自分たちの両親をはじめ、いろいろな方々の手を借りることも時には必要です。

差し伸べてくれる手を決して払いのけず、どんどん活用していったら良いと思いますし、我が家はその手を遠慮せずに掴ませていただいています。

 

しばらく続く子育てですが、これからも大いに悩み、そして、子供を通して親である私達も成長させられますように。。。

子育てという計り知れない恵みある大仕事を与えて下さった神様に深く感謝しながら。。。

2013年

9月

18日

サイトウキネン2013閉幕

台風一過の夕焼け 9/16
台風一過の夕焼け 9/16

9/7の公演を最後に22回目のサイトウ・キネン・フェスティバル2013も閉幕。
今年はマエストロ小澤(小澤征爾氏)の完全復活で盛り上がりましたね。
大病を克服されてからも現役を貫かれているお姿には、世代を問わず元気をいただいているのではないでしょうか。
「小澤さんが愛犬を散歩していたよ~」なんて情報もちらほら入ってきましたが、健康第一で今後もご活躍いただければと願っております。

 

さて、9月1週目はサイトウ・キネン・オーケストラ コンサートに行って参りました。
大野和士さんのリードする音楽をライヴで初めてお聴きしたのはベルギー王立歌劇場(通称モネ劇場)でしたが、オペラとはまた一味違い、オーケストラも非常に良かったです。
世界中でソリストとしてご活躍する演奏家の皆さんお一人お一人が、大野さんの指揮で束ねられ、そして、最高の音楽を生み出す、その瞬間に出会えたことに感動しました。
音楽の持つ魅力(時として魔力?)を感じる調べ♪

 

今回は、モーツァルト作曲"交響曲第33番 変ロ長調 K319"、リゲティ作曲"フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲(日本初演でフルートをジャック・ズーン、オーボエをフィリップ・トーンドゥルが演奏)、R.シュトラウス作曲"交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 op. 30"。

 

モーツァルトは安定感のある小編成での演奏。
ジェニファー・ギルバート(Jennifer Gilbert)さんがコンサートミストレスを務められ、心地良さを感じる音色でありました。
なんと翌日の通勤時にジェニファーさんを松本駅でお見かけしました(笑)
時間に余裕があったら、お声をかけたかったです。。。

 

続いて2曲目。

リゲティ作曲の二重協奏曲は、武満徹を彷彿させる音の散りばり具合で、指揮者泣かせな難曲。

1,2,3,4と大きくタクトを振る大野さんが印象的でした。

また、ソリストを務めたジャック・ズーン(Jacques Zoon)、フィリップ・トーンドゥル(Philippe Tonde)の熱演も刺激的でした。

 

そして、3曲目のR.シュトラウス作曲の大編成オケには、SKFのレギュラーメンバーでいらっしゃる盲目のヴァイオリニスト、和波孝禧(わなみたかよし)さんを発見!

個人的にフィーチャーしているヴァイオリニストです。
なんと言っても他のオケメンバーと一切狂いのないボウイングの素晴らしいこと!
スコアをすべて暗譜しているのはもちろんですが、運弓までもが完璧。

努力の賜物であるのはもちろんですが、私には和波さんが命を削って音を紡ぎだしているように映り、毎回大きな感動をいただいています。

 

再び交響詩。

こちらは映画"2001年宇宙の旅 (A Space Odyssey)"で起用されているため、ご存知の方が多いと思いますが、SKOによる演奏、非常に格好良かった!
自分ではなかなか聴かない類の曲をライヴで聴くことは、新鮮でもありました。

 

今年のSKFのテーマは「初心に戻る」。

これはマエストロ小澤が記者会見で語った言葉。

私も"初心"に戻り、物事や人と丁寧に関わっていきたいと思った、そんな夏の終わりでした。

2013年

8月

28日

サイトウキネン2013

演奏会場
演奏会場

イトウ・キネン・フェスティバル松本2013(通称:SKF)が、8/12から始まっているのはご存知でしょうか?

松本の街中には、フェスティバルに合わせて、街灯にSKFの旗が掲げられ、店先には色とりどりのSKFミニTシャツがお客様をお迎えしています。

 

先週、ヴァイオリンの師と共に「ふれあいコンサート」に行って参りました。

ふれあいコンサートは、数年前にロバート・マン (Robert Mann) さん来日以来でしたが、本当に行って良かった!

 

演奏は、今年古希を迎えたヴィオリストの今井信子さん率いる「ミケランジェロ弦楽四重奏団

Michelangelo String Quartet」。

演奏曲は、ハイドン作曲"弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調 Hob.Ⅲ-78 「日の出」"、ショスタコーヴィチ作曲"弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 op.73"、シューベルト作曲"弦楽五重奏曲 ハ長調 D956"。

 

ハイドンの"日の出"には、会場内うっとりでした♪

思わず睡魔に襲われて、すやすやと寝息をたてられる方もいらっしゃるご様子。

ハイドン作曲の弦楽四重奏曲、"皇帝"、"ひばり"、"セレナーデ"以外は個人的にノーマークだったので、しばらくはまりそうです(笑)

加えて、ハイドンは「弦楽四重奏の父」との異名を持ち、生涯にわたって83曲ものカルテットを作曲したとのこと。

交響曲も書いているのに才能溢れる方だったのですね。

 

さて、"日の出"ですが、出だしのヴァイオリンが奏でる優美な音色。

そこには、地平線から太陽が昇る情景が見事に浮かんできます。

この副題をつけた方の感性にもBravo!

そして、古希をお迎えになったとは思えない今井信子さんの絶妙な演奏技法も必見でありました。

 

2曲目のショスタコーヴィチ。

彼は、旧ソビエト連邦という社会主義国家で生き抜いた音楽家。

その作品には、哀愁、憎悪、恐怖といった感情が刻み込まれているのが伺えました。

時には鋭利な刃物を振りかざすような光景を彷彿させる音楽。

その音楽性に驚きと戸惑いを覚えた次第です。

 

ショスタコーヴィチの世界に浸りながら私の脳裏に浮かんだのは、第二次世界大戦下のナチス・ドイツによる強制収容所。

かつてドイツに旅行した際に訪れたダッハウ強制収容所、その寒々しい空気感に包まれているような異様な感覚を覚えました。

 

演奏家の皆さんは、一瞬たりとも気が抜けないご様子で、演奏終了の瞬間に訪れたしばしの沈黙。

それは、まるでショスタコーヴィチの世界から無事に生還したというような安堵に変わったようにも映りました。

会場からは惜しみない拍手。

我が師曰く、「これで帰っても良いぐらい素晴らしいですね!」と。

そんな瞬間に立ち会えたことは、幸せでありました!

 

3曲目のシューベルト遺作"弦楽五重奏曲 ハ長調 D956"。

チェリスト原田禎夫さんをゲストに迎えての演奏。

やはり、世界でご活躍されている方達の演奏は素晴らしい!

アラセブ(70歳前後)とは思えない日本人お二人に元気をいただきました。

 

James Thomsonが、"Health is the vital principle of bliss.(健康は幸福の源)"と名言を残していますが、好きなことを続けるにも健康ありきだと実感しています。

健康第一で元気なアラフォーを目指そうと、満月の夜に誓った私でありました(笑)

2013年

8月

20日

いざ東北へ! #01

会津の夏空
会津の夏空
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2013年

7月

25日

工房訪問

リューテリア アライ様の看板
リューテリア アライ様の看板

アンサンブルフローラのお仲間マカロンさんが発掘され、サマンサさんもご利用されたことがあるとお聞きしてから半年。
私の行きたいベスト5に入っていました「リューテリア アライ」様を訪問。

 

今回の目的は、弓の毛替え。

お預けした翌日には仕上げていただけるという短納期も魅力的。

 

以前のお教室では、「毛替えは梅雨時」と講師が生徒に吹聴していたのですが、実は誤りであったことが最近判明。。。

日本には四季があり、温度や湿度にも大きな差がある点に十分に気を付ける必要があると、現在の師にアドヴァイスをいただきました。

理由としましては、馬毛は湿度によって伸び縮みをするため、多湿期に入る前(5月頃)と乾燥期に入る前(11月頃)に張り替えるのが良いそうです。

 

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2013年

7月

19日

ローカルな旅

白州蒸溜所にて
白州蒸溜所にて
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2013年

6月

28日

モギケン、松本に来る!

茂木健一郎氏
茂木健一郎氏

「脳科学からみたスズキ・メソード」と題して、脳科学者・茂木健一郎氏の講演会に行って参りました。

今年前半だけで彼の講演会は2回目です()

前回講演会の様子は→こちら

 

"尾木ママ"の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏と対談経験もあるモギケン(以後、勝手に愛称で呼ばせていただきますが悪しからず)は、教育に関しても熱く語られていました。

 

私自身も無知でしたが、日本における教育環境とは世界からどのように見られているのか皆さんご存知でしょうか?

「日本の子供は自己肯定感情が低い」とみなされていて、なんと国連からも勧告を受けているとのことです。

 

確かに私が学生だった頃と何ら変わることのない主要5教科のカリキュラム、受験に至っては偏差値重視。。。

情操を養う教育にあまり力を入れていない点は一目瞭然ですよね。

中でも「ゆとり教育」における極めて残念な点は、詰め込み主義を辞めた分、豊かな心を育む情操教育に力を入れなかったことでしょう。

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2013年

6月

14日

音楽の継承

雨後の新緑がひときわ濃く感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

友人の中にはレインウェアなどを新調して、この季節を楽しんでいる方もいますが、個人的には苦手なシーズンです。

湿度が高い点がNG。。。

 

さて、久しぶりにヴァイオリンお稽古のお話。

現在、ヘンデルのヴァイオリンソナタ第3番を練習していますが、先月、先生から名ヴァイオリニスト アルテュール・グリュミオーが、チェンバロと奏でるヘンデル・ヴァイオリン・ソナタ集をお借りしました。

お借りして1カ月を経過していますが、ヘンデルフィーバー冷めやらず。

 

グリュミオーは、私の大好きな国の一つ、ベルギー(チョコレートが美味でございます)を代表するヴァイオリニスト。

そして、松本にゆかりのあるスズキ・メソードの創設者:鈴木鎮一先生の愛弟子のお一人、豊田耕児先生もグリュミオーの元で学ばれました。

そして、その豊田先生の愛弟子のお一人であられるのが、現・我が師匠であります。

グリュミオーの音楽性が豊田先生へと受け継がれ、豊田先生から我が師へ、そして、我が師から私に継承されていく(たぶん)と考えるだけで、わくわくします☆

 

ヘンデルに話を戻しましょう。

合唱っ子だった私にとって、「ヘンデル = オンブラマイフ Ombra mai fù 」といったオペラやオラトリオ色が強かったのですが、ヴァイオリンソナタに触れてみて、実に才能豊かな作曲家だったのだと感じています。

もちろんヘンデルの旋律を際立たせるテクニックを持ったグリュミオーというヴァイオリン奏者の存在も大きいとは思いますが、ピアノではなくチェンバロを起用している点も"極上の音色"を生み出す要素なのでしょう。

まさに"珠玉の1枚"とであります。

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2013年

5月

30日

松本市の保育園事情 -その後-

JRふれあいデーにて歌を披露する園児たち
JRふれあいデーにて歌を披露する園児たち

今年4月から息子が保育園を転園しました。

友人の皆様から「新しい保育園はどう?」、「慣れた?」とご心配をいただいておりますので、ブログにおいてもご報告させていただきますね。

 

新たな環境での生活はすこぶる快調であります(笑)

私達夫婦はエコ通勤へとシフト、"脱"車生活を実践中。

早朝、家族が揃って保育園への道のりを歩き、日々移り変わる北アルプス連峰を眺める時間は、豊かで穏やかであります。

また、通園路である住宅街を歩きながら、その庭々に植えられている木々や花々を愛でる時間も新鮮であり、楽しみの一つです。

ただ、これほどまでに草花の名前を知らない私は、かなり問題かもしれません。。。

植物学者だった曽祖父には呆れられるであろうレベル。。。勉強。。。します。。。

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2013年

5月

16日

六つ葉のクローバーとの出合い

Spring 2013
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2013年

5月

11日

Golden Week 2013

ホテル前の鯉幟たち
ホテル前の鯉幟たち

GW(ゴールデンウィーク)、皆様いかがお過ごしでしたか?

我が家はレゴビルダーの息子が希望したレゴランド・ディスカバリーセンターのある、東京・お台場へ行って参りました。

 

都内を車で行き来するのは非効率であるため、宿泊先であるホテルニューオータニに駐車させていただき、電車で移動しました。

午前中に動いたのが幸いしたのか、目的地であるお台場は、子連れでも非常に歩きやすく感じました。

 

ランチはVesus Fort(ヴィーナスフォート)へと出かけたのですが、希望するハワイアンレストランには長蛇の列が。。。

子連れであることもありますが、基本的に行列に並ぶことに対しては抵抗があり、すぐに案内いただけそうな中華料理レストラン紅虎餃子房へ予定変更。

こちらの選択、大正解!

ゆっくりと中華料理を楽しみ、いざ行動に移そうとお会計エリアに行った頃には、レストラン前に30名あまりの大行列。

人と違う行動パターンというのは、時には大事ですね(笑)

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2013年

4月

26日

サービスの神様

Tokyo Disney Land 2011
Tokyo Disney Land 2011

"They will be the people who give, who like to bring delight to other people, and therefore gain pleasure and satisfaction for themselves."

- Walt Disney

「与えることは最高の喜びなのだ。他人に喜びを運ぶ人は、それによって、自分自身の喜びと満足を得る。」

-ウォルト・ディズニー

 

久しぶりにブックレビュー。

鎌田洋さん著「ディズニーサービスの神様が教えてくれたこと」 。

こちらの書籍、4つのストーリーで構成されており、涙腺緩んでしまう一冊ですので、公共エリアでの読書にはオススメ致しません。

実際、職場の昼休み時間に読んでいた私、うるうる状態になりました。

 

さて、私の中でのベストストーリーは第4話「希望のかけ橋」。

12歳で脳腫瘍が発見された少年'雅人くん'が、「ディズニーランドに行かれたら、手術を受けてもいい」と両親に話すことから始まります。

失意の境涯にあった両親は、わずかな可能性に懸けるべく、何とか雅人くんがランドを訪れられないかと奔走します。

 

当初、ディズニーランドサイドは、リスクを冒してまで実行に移す必然性はないのではないかと考えます。

しかし、実際に雅人くんの母親と面談したスタッフは、

「最高のサービスとは、たくさんの人を幸せにすることだと思っていたが、多くの人を幸せにするためには、まず目の前の人を笑顔にしなければならない。」

との考えに辿り着きます。

 

これは雅人くんとご家族との交流を通じて、ディズニーのスタッフが学んだ"成長の種"の一つの物語です。

ディズニーには、大小関係なく"成長の種"を大切にし、「枯らすことなく、育て続ける」というスピリット(精神)があるそうです。

 

人と関わることとは、成長の種を与えられること、そして、時には与えること、そのような精神でゲストと関わっている、関わろうとしているキャスト達はすばらしいですね。

ディズニーランドに行きたくなってきました!

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2013年

4月

20日

Prayers for Boston Marathon Victims

Boston 2003
Boston 2003
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2013年

4月

14日

うららかな日和

昨日4/13、松本は麗らかな日和の一日でした。

松本市街地には、県外ナンバーの車もお見かけすることも多く、加えて、お散歩に出かけた松本城では外国からのお客様をお見かけしましたよ。

中でもアジア勢が多かったように感じます。

韓国語、中国語、インドネシア語(たぶん)。。。

 

松本市民の皆さんに朗報です☆

お城の庭園までは、免許証提示で入れますので、是非、お出かけ下さいね。

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2013年

4月

06日

清少納言を思ふ

『春はあけぼの。 

 やうやう白くなりゆく、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲の細くたなびきたる。』

 

清少納言枕草子(第一段「春はあけぼの・・・」)で歌っているのを思い出す方も多いのではないでしょうか?

中学時代に学んだ古典ではありますが、"美しきものは永遠"と感じさせてくれる一節です。

歳を重ねた今だからこそ、文学の醍醐味を味わえるのも一入。

ご存知のとおり、枕草子は随筆集であり、清少納言は随筆家でした。

短章でありながらも、自然の美しさを明白に表現したEssayistであったのだと思います。

 

私のお気に入りは、第151段の「うつくしきもの・・・」。

『頭はあまそぎなるちごの、目に髪のおほへるをかきはやらで、

 うちかたぶきて物など見たるも、うつくし。』

 

"あまそぎ"とは、尼削ぎと書き、おかっぱ頭(セミロング)のことを表しているのでが、幼児のおかっぱ頭はツヤツヤで、天使の輪が出来るのも心から"うつくきもの"と思えます()

幼児の白く透き通った肌にしても、髪の毛にしても、何らケアをしなくても"うつくしきもの"ですから、羨ましい限り。 

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2013年

3月

31日

Happy Easter!

Easter Eggs
Easter Eggs

Happy Easter!

3月最終日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今日3/31は聖日であり、十字架にかけられて命を落とされたイエス・キリストが3日目に復活されたことを記念する復活祭(イースター)であります。

この日はクリスマス同様、キリスト教徒にとって、信仰の上で特別な日であり、世界中でイエスの復活を記念した礼拝がもたれています。

Hallelujah!

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2013年

3月

24日

Day Trip To トウキョウ

ビル街の桜
ビル街の桜

先週末、大学時代の研究室でお世話になった恩師と仲間との集まりに出席するため、初春の東京へ日帰りで行って参りました。

 

久しぶりに高速バスを使ってみたのですが、行きのバスでは合唱団でご一緒したお仲間の男性と4年ぶりの再会を果たし、加えて、小口塩尻市長さんも車中でお見かけしましたよ。

思わず、再会を果たした音楽仲間と「市長さん、意外と庶民派ですよね!?」と()

 

高速バスを降り立った新宿では、同じバスに乗り合わせていた友人Aを発見。

目的地が六本木方面であったため、急遽、アメリカ人の彼女がリサーチ済みの麻布にある輸入品を扱うスーパーへとご一緒させてもらいました。

海外の食材(特にチーズとハム)に胃を刺激され、お店ごと買い占めたい衝動に駆られながら、友人と店内を行ったり来たり。

 

今回の戦利品は、Quakerのオートミールです。

これは、アメリカから2箱をスーツケースに入れて持ち帰ってくる程、息子も私も大好きな一品。

今週はオートミール生活を日々楽しんでおります♪

 

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2013年

3月

13日

KIMIKO NAKAZAWA、塩尻へ来る!

先日、宮本笑里さんについて書かせていただきましたが、その続編としまして、今回は中澤きみ子さんについて書かせていただきます。

中澤きみ子さんは、「ハンマ1717」という愛称のストラディバリウスを所有されており、演奏会では、そのストラドを手に、華麗なるタンゴをご披露下さいました。

半世紀、ヴァイオリンを弾いていらっしゃるとのことですが、年齢など微塵も感じさせない、確かなテクニックをお持ちの演奏家でいらっしゃいます。

 

私が初めてきみ子さんの音色を聴いたのは、今から10年程前。

会社主催のコンサートで、お聴きしたのが出会いでありました。

その時、エルガー"愛の挨拶"を弾いて下さり、とても温かい音色が心地良い空間を造り出し、会場の皆さんに癒しを届けて下さいました。

海外のコンクールで審査も務める実力派のきみ子さん。

様々な演奏家の方々や演奏家の卵たちとの出会いを通して、彼女の"凛とした"音色と世界観を身につけられたのだと、音色からお察しします。

 

さて、きみ子さんのご主人はご存知でしょうか?

中澤宗幸(なかざわむねゆき)さんとおっしゃり、通称"ヴァイオリンドクター"。

2013311日の日本経済新聞の紙面に宗幸さんの記事を見つけました。

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2013年

3月

07日

EMIRI MIYAMOTO、塩尻へ来る!

我が家の男雛1号
我が家の男雛1号

201333日「ひなまつり」、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、塩尻市 レザンホールで開かれた宮本笑里さんと中澤きみ子さんのデュオコンサートに行って参りました♪

昨年11月に五嶋龍さんのコンサートに行きましたが、決定的な違いは、お一人で来られている紳士方が多かったこと!

笑里さんの美貌が、これまでクラシック界に距離を置いておられた紳士方のハートを射止めた証なのだと、勝手に納得している私であります(笑)

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2013年

2月

28日

第4回 ACO定期演奏会

友人AさんにいただいたBouquet♪
友人AさんにいただいたBouquet♪

2013224まつもと市民芸術館 主ホールにおいて『第4回 ACO(相澤室内管弦楽団)定期演奏会~太田メモリアル~』を終えました。

 

今回は『2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043』から第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タントを演奏させていただいたのですが、本当に貴重で楽しい時間を過ごさせていただきました!

 

さて、このラルゴを弾くことにしたのは1月初旬。

1月中旬にヴァイオリンでのソロ演奏を個人的に控えており、実際にラルゴの譜読みを始めたのは1月下旬。

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2013年

2月

22日

松本市の保育園事情

今回は松本市保育園事情について書かせていただこうと思います。

 

<ご注意>

・我が家が関わった保育園は"1"

・これがすべての園で行われているとは限りません

 

上記を十分に理解いただいた上でお読みいただければ幸いです。

 

先週、仕事中に保育園から発熱した息子のお迎えコールがありました。

翌日にも熱が下がらず、親子で楽しみにしていた「大きくなった会(保護者参観)」に出席することは出来ず、会の後に予定されていた保護者会の役員決めのくじが引けなかった私は副会長に決まっていました。。。

 

先輩ママから「保育園で一番大変なのが副会長のお仕事」と脅されていただけにかなり憂鬱な気分に陥り、久しぶりにお仕事辞めたいモードに突入。

そんな中、同僚のママにご相談させていただいたところ、「仕事内容だけでも把握してみたら」と賢明なアドバイスをいただき、副会長のボランティア内容(今年度実績)を園長先生にリスト化していただき、なんと"27回もの半休取得"が必要なことが判明。(下記画像)

その時点で引き受けることは無理であると断念しました。

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2013年

2月

15日

Chuc Suc Khoe!

緑豆を使ったお手製のお菓子
緑豆を使ったお手製のお菓子

先日、2013年の旧正月をお祝いするディナーにお招きいただき、家族でお邪魔させていただきました。

 

"Chuc Suc Khoe / チュック・スック・ホエ"とは、ベトナム語で「健康を祝して乾杯!」を意味します。

 

ベトナムでは旧正月(旧暦で大晦日から13日までの間)を『Tet / テト』 と呼び、ベトナムで最も重要な祝祭日なのだそうです。

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2013年

2月

05日

カフェに恋して

週末、久しぶりにステキなカフェに行って参りました。

このカフェ周辺は、松本っ子である私の抜け道であり、車では通っているのですが、残念ながら、建物自体もカフェの存在もまったく知りませんでした。

 

さて、「どうしてカフェ(建物)を発見したの?」と思われるでしょうが、実は、先月1/28NHK BSプレミアム3で放映された「恋する雑貨-クラフトのまち 松本編」で旅人・木村多江さん(女優)が、松本を訪れた際に出てきたカフェなのです(笑)

 

カフェの名はLABORATORIO/ラボラトリオ

イタリア語で「工房/実験室」と意味します。

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2013年

1月

27日

翼と書いて

石看板
石看板

今月は家族のお誕生日もあり、主人が発掘したお店に行って参りました。

その名も『NAPOLI PIZZA TASUKU』。

 

地元食材と古民家イタリアンレストラン。

こちら予約は受け付けていないということだったので、店内で多少待ちましたが、待った甲斐がありました。

 

料理好きな私はピザも自分で焼くこともありますが、未だピザ生地を均等な円形に出来ません。。。

翼と書いて、"たすく"と読むオーナーの見事なナポリピザの円形。

あっという間の職人技を何度も拝見させていただき、ちゃっかりMovieも撮らせていただきましたので、今後、自分でピザを作る際に活かします。

 

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2013年

1月

23日

勉強会

ヴァイオリン勉強会&独奏会を無事に終えました!
天候にも恵まれた穏やかな休日のひと時♪

 

ピアノの先生がご友人のお子さんに突進され、突き指というアクシデントに見舞われた為、ピアノ合わせが本番当日となり、ちょっと心配ではありましたが、心地良く弾かせていただきました。

ありがとうございました!

 

今回、ヴィヴァルディの『ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.317』の第一楽章を弾かせていただき、まだまだ欠点だらけの演奏ですが、一つ自信に繋がりました。
もちろん緊張はしたのですが、私の中で150%は練習したという実感があったので、50%ぐらいの実力は出せたのではないかと自負しております。

 

以前、『練習量と緊張の法則』と題して、当ブログで高嶋ちさ子さんのブックレビューをしたことがありますが、その中に登場した徳永二男先生の言葉を噛み締めています。
「100%の演奏をしようと思ったって、たぶん出せる力はよくて40%ぐらいなんだよ。
だから200%練習をしておけば80%は出るでしょ。」

 

勉強会には小学3年生の女の子もいました。
G線上のアリア』を弾いてくれたのですが、これが本当にすばらしい!
ハーフのヴァイオリンですが、音色が大人顔負けで、彼女の世界観をばっちり奏でています。
"小学生であってもあんな風に奏でられるんだ"と驚いたのはもちろんですが、そこにはヴァイオリンの指導にあたる先生が真摯に生徒一人一人と向き合い、そして、丁寧にご指導されている賜物なのだと感動しています。

加えて、先生が生徒とのエピソードを踏まえて進行する形式も温かい雰囲気に包まれ、とても良かったです。
本当に会えて良かったわ~♪
ご紹介下さった旧友Iさん、改めてありがとう☆

 

今後の練習曲は、『ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.317』の第2楽章とドッペルの第2楽章でありますが、どちらも「ラルゴマ・ノン・タント」=「悠然と、しかし、はなはだしくなく」。
実はゆっくりな曲ほどポジション移動が多い上に難しいです。。。(悲鳴)
飽く無き我が挑戦は続く!

2013年

1月

17日

ちょっとフランス語

ネコヤナギ
ネコヤナギ

日本列島が白銀の世界へと変わり、一段と冬の寒さを感じますね。

くれぐれも皆さんが怪我や事故に遭われませんように。。。

 

長野県塩尻市には、レザンホール Raisin Hallというホールがあります。

以前、SNSで「英語読みだとレーズンになるのに、どうしてレザンなのかしら?」と話題にしたことがありましたが、レザン Raisinとはフランス語読みなんだそうです。

塩尻といえばワインが有名処ということで、ワインの本場フランスに因んでのネーミングなのかもしれませんね。

 

そんなレザンホールのコンサート情報を一昨日眺めていたら、なんとなんとヴァイオリニスト宮本笑里さんが3月に塩尻にいらっしゃるではありませんか!?

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2013年

1月

13日

新年の抱負

謝藍にて
謝藍にて

新年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

初日の職場は、冷蔵庫(場所によっては冷凍庫並)状態。

賢明な同僚の中には、あえて初日に休む人もいるほど極寒地帯であります。

ただ、先週の私は、抱えている仕事の一つを何とかやり遂げる必要があり、休めませんでした。。。 (泣)

そんな時には、"音楽の父であるバッハ"に癒されながら、仕事をやり遂げます(笑)

 

さて新年の抱負といきましょう。

年末年始、主人の実家に帰省した際、三味線の師をしている義母と音楽談義を交わしました。

義母は出産後に三味線の世界に魅了され、気づけば師範の腕前。
お免状をいただき師となった今でも、家元のお稽古のために新幹線で東京まで赴き、ご教授いただいているそうです。

60歳を超えても、家元から学ぶことは多くあると語る義母。

また、自身が教える中で迷うこともあり、我流とならないために家元でのお稽古を継続しているとも語っていました。
私と意見が合致したのは、『音楽は一生勉強』ということ。
この姿勢、新年の抱負というよりは、一生の抱負という感じかしら?(笑)

ただ、その理念を決して崩さず、研鑽したいと強く思います。

 

今夏から取り組んでいるヴィヴァルディの『ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.317

Sarah Changの動画はこちら⇒『ヴァイオリン協奏曲ト短調』。

 

これまで一つの曲にこれほど真剣に取り組んだことがありませんでした。

そして、鈴木鎮一先生の書かれた教則本の指導に即して弾くこともありませんでした。

特に運指(ポジショニング)。

恥ずかしいことですが、10年あまりレッスンに通っていたのに、1,3ポジションしか弾けませんでした。

「音程が悪くなるから1,3ポジションで」という指導者の意向により、特に疑問も持たずにいた自責です。

 

新たな先生にご指導いただいてからは、2,5ポジが出来るようになりました。

もちろん簡単に弾けるようになったわけではありません。

ただ、そこにはひたむきにポジションのレッスンをきちんとすることの大切さをご教授いただき、それに従って研鑽したからです。

今でも音程が不安定になる時もありますが、小さな積み重ねの大切さを指先でしっかりと感じています。

ポジショニングに幅が出ると音色自体も変わってくるのですね。

 

今月のレッスンでは、先生が伴奏部分を弾いて下さり、即席のアンサンブルを楽しんでいます♪

来週には、いよいよ勉強会での独奏。

ピアノの先生におんぶにならぬよう、テンポと音程をしっかり復習して臨みたいと思います。

Yes, I can do it!

2013年

1月

03日

新年あけましておめでとうございます

浅間山
浅間山

新年あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

皆様にとっても穏やかで喜びに溢れた1年となりますように。。。

 

実は、個人的に大晦日からお正月のお休みが苦手です。

理由は、なんとなくダラダラ、そして、とにかく太りやすい生活スタイルにあります。

 

子供が誕生する以前は、出来る限り国外へ逃亡し、自分たちの世界を広げることに時間を費やしていました。

中でも、フランス凱旋門でのカウントダウン、非常に寒かったのですが、楽しかった!

愛に溢れたお国柄、エッフェル塔を照らすライトがロマンチックでしたよ。

 

子供誕生後は、日本で何とかならぬかと、去年から生活を切り変えました。

とにかく忙しく過ごすようにして、食した分、動きます(笑)

 

今年は2日に中学時代のお友達とプチ同窓会をしました。

当日の呼びかけであったにも関わらず11人が集結!

『友情は永遠』ですね。

今朝は昨夜の美味しいお酒の影響で、少し頭痛が。。。

2012年

12月

31日

2012年によせて

今年もいろいろなことがありました。

悲しいこと、嬉しいこと、その一つ一つが私の生きる上での糧となっています。

そして、その都度、人が備えられており、切り抜ける道が用意されていました。

私たち家族を愛し、支え、そして、関わって下さる皆様に心から感謝致します。

 

中でも新たな師との出会いについて語りたいと思います。

社会人になってから始めたヴァイオリン。

2008年までは、『合唱ヴァイオリン』の図式で合唱の方が断然面白く、全力を注ぎ、ヴァイオリンに関しては、レッスンに行ってヴァイオリンのケースを開くこともしばしば。

そんな私に『二兎を追う者は一兎を得ず』と前任のヴァイオリン講師が諭して下さいました。

神様に子供を託されてからはヴァイオリンへと絞り、以前に怠けた分を取り戻そうと切磋琢磨している日々です。

 

今夏、10年あまりご指導いただいた前任のヴァイオリン講師を離れ、新たな先生にご教授いただいています。

先生ご自身、お子さんがいらっしゃることもあり、子育てしながらも『ヴァイオリンが好き』という気持ちだけでレッスンを続けている私の気持ちに寄り添って下さる、心の温かい、そして、人間力の高い方です。

毎回レッスンに行く度に自分の弾けない箇所が修正されていく楽しみを味わい、本当に楽しくて仕方がありません!

指導いただくということは、こういうことなんだなぁと新鮮な思いと、音楽を専門に学んだ方による的確な指導の重要性を毎回のレッスンで実感しています。

先生の熱意あるご指導に答えられるように頑張って参りますので、今後も宜しくお願いします☆

 

さて2012年も残り4時間あまり。

ヴァイオリンの弾き納めと参りましょう♪

2012年

12月

30日

ベートーヴェンの真実

Portrait by Joseph Karl Stieler, 1820
Portrait by Joseph Karl Stieler, 1820

皆さんは究極に忙しい時、どんな時間を削りますか?

我が家ではテレビをほとんど見ないため、私は読書の時間を削ります。

 

先日、図書館に久しぶりに行き、何の気なしに手にしたのが「ベートーヴェンの真実 The Mysteries of Beethoven's Hair」。

こちらは2000年にアメリカでベストセラーとなったRussell Martin著の「ベートーヴェンの遺髪 Beethoven's Hair」を若い世代向けに書かれたもので、挿絵も多く、あっという間に読み終えてしまいました。

 

あの偉大なる作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンに関するノンフィクション。

ルートヴィヒの死後、約170年を経て、彼の愛好家であるアメリカ人に渡った遺髪

現代科学によって、彼が重度の鉛中毒であったことが判明。

それにより難聴になったのではないかとも指摘されていました。

当時は鉛は有毒と認識されておらず、普段使用する食器であったり、ワインであったり、薬にでさえ含まれていたようです。怖い。

 

物語はルートヴィヒの遺髪の旅も追っています。

遺髪の房を切り取ったのはフェルディナント・ヒラー少年。

彼はルートヴィヒに人生を芸術に捧げ尽すように励まされ、作曲家となり、音楽となりました。

同じ時代を生きた友であるロベルト・シューマン

『われわれがどうしても抗えないような、圧倒的な力に欠けている(「ベートヴェンの真実より抜粋)』

と言われています。

本人も根本的に何かが欠けていることには気づいていたようですが、あまりにも素晴らしすぎる作曲家ルートヴィヒに出会ってしまったがゆえに、苦労されたのかもしれませんね。

 

その後、遺髪はフェルディナントの息子に譲られます。

そして、最終的に見つかった場所は、なんとデンマーク

これは是非とも本を読んで謎を確かめていただきたい(笑)

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2012年

12月

27日

クリスマスを終えて

クリスマスも終わり、今年も残り4日となりましたね。

明日はいよいよ仕事納め

そして、お待ちかねの冬休みに突入♪

個人的には冬眠を希望中(笑)

 

クリスマスを終えると、しばらくの間、私は『燃え尽き症候群』となっております。

今年のクリスマスには、ローストチキンミートローフスープバンズスイートポテトタルトクリスマスシュトレンケーキなどなど、オーブンフル稼働で頑張りました!

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2012年

12月

25日

Happy Christmas!

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2012年

12月

24日

クリスマスの過ごし方3

クリスマス前日の休日、いかがお過ごしですか?

 

信州の冬の寒さが和らいだ先週末、国営アルプスあずみの公園にクリスマスライトを見に出かけました。

息子が生まれてから毎年出かけていますが、週末は少し混むのですね。

 

今までは子連れということもあり、平日の定時退社後に繰り出していたのですが、今回は日曜日の夜に出かけました。

公園入口のチケット売場では、なんと行きつけのヘアサロンでお世話になっていたスタイリストさんに出くわしてびっくりしました(笑)

 

 

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2012年

12月

20日

クリスマスの過ごし方2

Christmas Tree クリスマスツリー
Christmas Tree クリスマスツリー

12月も半ばを過ぎ、Christmasまであとわずかですね。

先週末、相澤病院のロビーにて、相澤管弦楽団(ACO)によるクリスマスコンサートがありました。

ACOでご一緒しているヴァイオリン仲間と平日練習を自主的に3回行い、何とか形になったかしら?

 

前日金曜日には、息子とiPad様とヴァイオリンと共にリハーサルに参加。

なんと気づけば休憩なしの4時間経過!!

あんなに連続でヴァイオリンを弾いたこと、人生初だったかもしれません。

とても楽しかったです♪

リハに付き合ってくれた息子に至っては、可愛いお姉さん達に囲まれた上に、平日は禁断のiPad様で遊べたので、帰宅時間が22時を過ぎてもハイテンションを維持し続け、帰宅の際にはお姉さん達にハグをしておりました。  

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2012年

12月

11日

クリスマスの過ごし方

LEGO City Adventure 本日のレゴシティ
LEGO City Adventure 本日のレゴシティ

12月も半ばに迫って参りましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

例年、我が家ではアドベントカレンダーを使ってクリスマスまでの日々を楽しく過ごします。

 

今年のアドベントカレンダーはお菓子の入ったタイプのものではなく、LEGO社の『レゴシティ・アドベントカレンダー』にしました。

 

 

 

この冬の季節、松本の寒さにひるみ(今朝は-7.2℃)、冬眠したくなる日々が続きますが、このレゴ、息子を起こすのに大活躍中。

「マミーがカレンダーを開けさせてもらうね~」と一声発した瞬間、シャキッと起き出し、レゴにまっしぐらの息子。

楽しい上に生活にお役立ちのアイテムです()

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2012年

12月

09日

RYU GOTO、松本に来る!

昨日、小雪まじる寒空の下、音楽仲間であり、アンサンブルフローラでご一緒させていただいているキャンディさんと五嶋龍さんの『ヴァイオリン・リサイタル 2012 ジャパンツアー』へ行って参りました。

来松は4年ぶり。

大学を卒業した彼がどのような音色を奏でるのか楽しみにしておりました。

 

舞台に登場した龍さん。

ファーストインプレッションは、あんなに筋肉もりもりだったかしら?

すてきな紳士に成長されていましたよ。

演奏開始5分でお昼寝に入る男性の方、少なからず(笑)

なんて贅沢なお昼寝でしょう♪

 

時折、咳をする観客の方に目を向けながらも、すばらしい集中力でプロコフィエフヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80を全楽章弾き切っていました。

休憩後のパガニーニの『「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38』では、右手左手のピッツィカートの素晴らしいこと!

思わず観客が「おぉ!」と声をあげると、悪戯っ子な笑みで弾き続けているチャーミングな龍さん。

どんな楽譜なのか気になってしまう程、テクニックオンパレードでした。

この曲を弾く彼はまるでヴァイオリンをおもちゃのように楽しんでいて、失礼ですが、愛らしいと感じました。

 

今後の彼の成長も楽しみでありますが、いつか海外で彼の演奏を聴いてみたいですね。

きっと日本とは反応も違うと思いますし、あんなに淑女が多くはないのではないかしら!?

ちなみに、彼のお姉さんがボストン交響楽団と演奏した際のコンサートを拝聴しましたが、演奏後スタンディングオベーションでしたよ。

 

帰りがけにサイン会に登場する彼を待ってみたのですが、デスクについた瞬間、キャンディさんと私の方に微笑みかけて下さった!

あの笑顔を励みにレッスン、頑張ります(しばらく)(笑)

2012年

12月

04日

アンサンブル フローラ、メディアに初登場!

松本平タウン情報 誌面
松本平タウン情報 誌面

アンサンブル フローラ』初舞台の様子を松本平で読まれている松本平タウン情報様にご取材いただき、本日12/4の紙面に掲載いただきました。

ご取材いただいた八代記者には、とてもステキな記事を書いていただき、本当にありがとうございました!

 

12/1 『アンサンブル フローラ』 初舞台。

午前中には猛吹雪。。。

一体どうなってしまうの?と不安大でしたが、午後には天候も回復し、メンバーの誰もが遅れることなく、無事、会場入り。

 

今回の初舞台の場所は、松本協立病院

叔父叔母が勤務していたこともあり、東京からの帰省の折に体調を崩してしまう私や弟が幼い頃からお世話になっている病院でありました。

今でも体調を崩した際には、必ず駆け込む信頼度抜群の病院。

そこで初舞台を踏ませていただけたこと、本当に感謝です。

 

現在、松本協立病院呼吸器内科の先生は単独で診療にあたっておられるそうで、医師不足の現状を目の当たりしました。

そんな苦境の中にあっても、先生やスタッフの皆さんが真摯に、そして、愛情を持って、患者さんに接するお姿を拝見させていただき、心が温まりました。

先生やスタッフの皆さんのご健康とご多幸、そして、一日も早く呼吸器内科の先生が与えられますようにお祈り致します。

 

さて、再び初舞台のお話。

今回は歌の翼にIt's a Small Worldジングルベル星の世界(いつくしみ深き)A Whole New World見上げてごらん夜の星をエーデルワイス7曲を演奏させていただきました。

 

やはり長年お付き合いのある音楽仲間の皆さん。

呼吸がぴったりと合い、小さなミスはありましたが、初舞台にしては上出来であったと思います。

キャンディさんの呼吸の取り方、本当に勉強になりますし、私は彼女と演奏することが大好きです。

メンバーの大半は、お仕事をされていることもあり、練習のスケジュール調整が難しい状況ではありますが、そこは『信頼』を武器に、見事に乗り越えました!

 

メンバー皆さんの音楽に対する愛情が、チームワークにも見事に反映し、毎回、演奏するのが心から楽しくて、嬉しくて、わくわくします。

今回スケジュールの関係で参加出来なかったメンバーの方々とも今後どんな音楽を生み出していかれるのか楽しみです♪

 

最後にピアノ伴奏をして下さった奈帆さん、ありがとうございました!

 

写真/記事出典: 2012年12月4日(火) 松本平タウン情報

2012年

12月

03日

アンサンブル フローラ 誕生!

病院コンサートでいただいた花束
病院コンサートでいただいた花束

松本弦楽アンサンブル(仮称)』改め、

『アンサンブル フローラ/ Ensemble FLORA

に決定しました!

 

初舞台で地元紙の取材をいただき、「どうする!?松本弦楽アンサンブルが正式名称になっちゃうよ~!(困るわ。。。)」という非常事態になったタイミングで、「フリージアとかお花の名前が良いかしらね」とマダムのWonderfulな一言。

そして、『アンサンブル フローラ』に決定致しました!

 

こちら"Flōra"ラテン語で、「花と春と豊穣を司る女神フローラ」のお名前であります。

中世にタイムスリップしてしまったかと感じさせてくれる、美しい都市イタリア フィレンツェ

古代ローマ時代に女神フローラの町として"Florentia"と名付けられたのが語源とのことですが、英語ではフィレンツェのことを"Florenceフローレンス"と呼びますものね。

歴史ある街にも関連したお名前、フローラ。

とても気に入っておりますよ、キャンディさん♪

Grazie mille!

 

春風のように、そして、うららかな日和に咲く花のように、優しい音色を奏でられる、そんなアンサンブルを目指していきたいと願います。

2012年

11月

15日

練習量と緊張の法則

秋の空
秋の空

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん著書の「ヴァイオリニストの音楽案内 クラシック名曲50」を読み終えました。

毒舌キャラでバラエティにも出演されている高島さんですが(最近出ていますか?我が家は録画したテレビ番組や映画を見るだけで精一杯でして。。。知らない。。。)、クラシックを難しく捉えず、かなり噛み砕いて(砕きすぎ感も否めない)論評しています。

タイトルの"名曲50"ですが、1曲あたり3ページ程度なので、さらさらっと読めてしまうので、クラシック初心者にもお勧めです。

高嶋さんの毒舌っぷりは、書籍であっても裏切りません()

 

今回、高嶋さんがアメリカでプロのオーケストラ(ニュー・ワールド・シンフォニー)に所属されていた頃のエピソードなども散りばめられており、舞台本番の裏側を垣間見ることが出来ました。

華やかな表舞台とは異なり、裏舞台では緊張のあまり体調を崩す人、思わず失神してしまう人、精神安定剤で何とか正気を保つ人など、プロであっても"緊張とは無縁"なんて人はいないと知ることが出来て、安心しました()

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2012年

11月

09日

極上のおもてなし

元CAの美月あきこさんの書かれた「ファーストクラスで学んだひとつ上のおもてなし」を最近読みました。 
副題で「3%のビジネスエリートを満足させる日本人の『技術』」と謳っている点にも心惹かれ。

 

本を読み終えた時、「おもてなし」を辞書で引いてみると、「もてなす:心をこめて客に応対する」意味で用いられていますが、英語では、

待遇の意味で、"treatment"、"reception"、"service"、

歓待の意味で"welcome"、"hospitality"、"entertainment"

と区別されています。

 

おおまかなニュアンスで捉えるならば(半ば無理矢理。。。)、「日本語1単語 VS 英語6単語」となるのですね。

何気なく使われている「おもてなし」、実は言葉自体に深みがあり、英語にすると6パターンの意味を持ちえた"Super Cool"な言葉であったのだと気付きました。

 

この著書の中で印象深かったのは、

「おもてなしはお客様のために託されることであると同時に、自分をも高める行為であり、単なる自己犠牲の精神に成り立っているものではなく、もてなす側も心が豊かになれる行為である。(「ファーストクラスで学んだひとつ上のおもてなし」より抜粋)」

と記されている点。
当たり前のことですが、与える側と与えられる側の両者が"Win-Win"の状態となってはじめて、おもてなしは成立するのですね。

 

"最強のおもてなし"についても触れられています。
「その人から自然ににじみでる人間性であり、お客様をホッとさせ、穏やかにさせる温かい人柄。(「ファーストクラスで学んだひとつ上のおもてなし」より抜粋)」

このような経験、なかなか思い出すことが出来ません。。。

 

私の中でのNo.1は、入院の際にお世話になった看護師さん。
無愛想に淡々と医療行為をこなすドクターに対して、私の気持ちに寄り添って下さった女性看護師さんの言葉や態度は今でも鮮明に覚えています。

本来、体調を崩したり、不安を抱きながら病院を訪れる患者さんが多いわけですから、お医者さんにこそ「おもてなし」の心が必要なのかもしれませんが、医者不足の昨今、そんな余裕がないのが現実。。。


先ほどの話に戻りますが、「言葉」、「表情・態度」、そして、「気持ち」、これらが一致することによって「おもてなし」は最大限の効力を発揮するようです。
日常生活において、どんな環境であっても、誰と接するにしても、上記の3要素は大事なのではないかと思います。
そこに笑顔を加えて、私流の「おもてなし」道を極めていきたいです。

 

今年の我がテーマは、「キャンドルの灯火」でスタートしました。
「もし誰かが暗闇の中で苦しんでいたら、キャンドルの光のように私は誰かの心にそっと寄り添って優しく照らしてあげたい。」との願いも込めて。

 

新年の抱負を振り返るとまだまだ未達ですが、人の心に寄り添い、共感し、そして、惜しみなく「おもてなし」の心を発揮出来るように自身を磨いて参ります!

 

最後に、一つ面白かった「トイレットペーパーの三角折り」のお話をご紹介。
余談ですが、私が通っていた中学では「三角折り」を実施することがルール化されていました。
ただ、これには賛否両論があるらしく、不衛生な手で折られることに課題があるという指摘もあるようです。
英語では"Fire-Fold"と呼ばれ、消防署のトイレで招集がかかっても迅速に対応できるようにと考案されたとのことです。(本当!?)

 

こんなサイトもありましたよ!

その名もOrigami Resource Center!

三角折りに飽きた方、必見です(笑)

2012年

10月

30日

マエストロ 小澤

マエストロ小澤を知らない松本市民は"潜り"と言い切れるほど(大げさ!?)、この松本と小澤征爾氏の交流は長く、今年で21年が過ぎました。

8月になると県内の夕刻時のテレビニュースでも日々サイトウ・キネン・フェスティバル松本(通所:SKF)の様子がお茶の間を和ませ、夏の風物詩となっています。


社会人を機にこの松本に戻ってきた私ですが、会社がこの事業に積極的に協賛していたこともあり、ホテルで開かれる関係者限定の歓迎レセプションに同期と潜入(笑)したり(※もちろん招待状ありました)、ゲネプロを観賞させていただいたり、SKF松本合唱団の一員としてマエストロの指揮で歌わせていただいたりと、SKFを通じて様々な音楽体験をさせていただいています。

昨今、マエストロの体調が心配な状況ではありますが、SKFを想う気持ちはお変わりないとお察しするだけで嬉しいものですね。

 

余談ですが、レセプションパーティーでは、気さくな外国のご婦人とお話に花が咲いていたら、あのヴァイオリニストのロバート・マン(Robert Mann)さんが加わり、ご婦人がなんと奥様のルーシー・ローワン(Lucy Rowan)さんでいらっしゃったこともありました(笑)

 

最近、『小澤征爾指揮者を語る』を読みました。

NHK-BSハイビジョンで2009年に放送された"100年インタビュー/指揮者 小澤征爾"が単行本化されたものです。

Part 1 音楽監督という立場、Part 2 サイトウ・キネン・オーケストラへの想い、Part 3 指揮者とは・・・の3部構成。

かつてマエストロがご自分で書かれた初エッセイ『ボクの音楽武者修行』を読んだことがありましたが、それに比べ、こちらの本は対談がベースなので、マエストロの本音を上手に引き出している一冊だと感じました。

 

当初、マエストロはピアニストを志していたそうですが、ラグビーで指を怪我したことにより、指揮者へと転向。

サイトウ・キネン名称の由来ともなっている恩師・斎藤秀雄から指揮法を学んだ後、1959年マエストロ23歳の時に愛車のスクーターと共に貨物船で渡仏。

ブザンソン国際指揮者コンクールにて優勝するも、すぐに仕事が舞い込んでくることなく苦労していた頃、人生で一度だけ弱音を吐かれたことがあるそうです。

 

そんな時、作家・井上靖さんの言葉に感化され、自分自身を奮い立たせます。

「どこの国に行っても通訳なしで、じかにお客が聴いてくれるじゃないか。そんな素晴らしい芸術はないんだと。だから、そんな弱気じゃなくて、せっかくここでコンクールに受かったのだから、「絶対に、ここでやれ!」って強く言ってくれてね。(『小澤征爾指揮者を語る』より抜粋)」

 

その後、ヘルベルト・フォン・カラヤンシャルル・ミュンシュレナード・バーンスタインに師事し、その後、シカゴ交響楽団ラビニア・フェスティバルトロント交響楽団タングルウッド(音楽祭・芸術監督)、サンフランシスコ交響楽団ボストン交響楽団ウィーン国立歌劇場と名高いオーケストラの音楽監督を務められました。

 

マエストロはこの華々しい経歴を次のように振り返っています。

「やっぱり勤勉だったと思う、たぶん人より僕は。才能とかいうよりも、勤勉だから。うんと努力するというのは東洋人の美点。特に日本人の根性があるんじゃないですか、・・・・そこには。(『小澤征爾指揮者を語る』より抜粋)」

 

"西洋音楽を知りもしない東洋人に何が出来るのか"と揶揄されながらも、音楽が大好きである気持ち、そして、もっと極めたいという志を貫き、斎藤秀雄氏から学んだノウハウを武器に、日本の音楽教育が十分世界に通用すると知らしめたマエストロ。

本当にすごい人であると思います。

"生涯現役"であられること、心から尊敬します!

そして、そういう職業に出会えることが羨ましくもあります。 

2012年

10月

20日

Love Chagall

America Windows
America Windows

好きな現代美術家の1人にマルク・シャガールがいます。

シャガールの作品との出会いは、2000年の信濃美術館でのシャガール展がはじまり。

一緒に行ったフランス人の友達にレクチャーを受けながら、シャガールの描くユニークな世界観を眺めているうちにすっかり気に入りました。

加えて、彼が生涯にわたって愛した妻ベラとの愛や結婚生活をモチーフに作品を作り上げる『愛の画家』の一面も好きなところの一つです。

 

そして、今年2月、この松本の地にシャガールがやってきました!

友人のお誕生日祝いを兼ねて、シャガール展に出かけたのですが、中でもモスクワの国立ユダヤ劇場(1949年閉鎖)の壁を飾った8mあまりの作品『ユダヤ劇場への誘い』は迫力満点。

人物1人1人を眺めているとその背景を勝手に想像したりして、閉館直前までシャガールの作品を眺めていました。

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2012年

10月

14日

鈴木鎮一という人

ヴァイオリンを習い始め、鈴木メソードの教本をやっているのに『鈴木鎮一』について無知である自分を反省し、今さらですが鈴木鎮一さんの著書を読みました。

1966年に定価370円で出版された『愛に生きる 才能は生まれつきではない』です。(現在の価格は798円です)

 

鈴木さんのヴァイオリンへの目覚めは17歳の時に聴いたミッシャ・エルマン(Mischa Elman)の演奏する『アヴェ・マリア』。

VIVA、ネット世界!

なんと鈴木さんの聴かれたであろう音源がありました!(上記のアヴェ・マリアをぽちるとお聴きいただけます。)

 

この著書を読む中に『狼にそだてられた子』の話が出てきます。

アメリカの心理学者であり小児科医で子供の発達研究を専門とされていたアーノルド・ゲゼル(Arnold Lucius Gesell)が書いた著書です。

インドで狼に育てられた二人の子供が発見され、人間社会で生活をするのですが、最後まで狼のように振る舞っていたというものです。

100年以上も前の話であり、場所はインドですから、真実に関しては賛否両論があったようですが、実はこの本、信州の祖父母宅の書斎にあり、私は小学5、6年生ぐらいの時に読んだのですが、モノクロ写真で少女が四つん這いで歩く姿が掲載されており、ショックでした。

 

あの時の衝撃が鈴木さんの著書で蘇りましたが、狼少女の事例を踏まえて、鈴木さんが伝えたかったことは「能力は生まれつきではない」ということ、そして、「環境にないものは育たない(環境に適応して能力は作られる)」ということです。

そして、鈴木さんは「子どもに美しい心を、高い感覚を、りっぱな能力を育てるためにヴァイオリンのおけいこをさせましょう。ヴァイオリンで人間を育てるのです。(鈴木鎮一『愛に生きる』より抜粋)」を方針に鈴木メソードを立ち上げられたのです。

 

鈴木さんがヴァイオリンを弾き始めたのは少々遅い17歳でしたが、23歳で渡独されたからこそ、粘り強く音楽を学ばれ、そして、指導者としての感性を磨かれていったのだと思います。

相対性理論のアインシュタインとも交流があり、アインシュタインの十八番はバッハの『シャコンヌ』で(※パールマンシャコンヌ、凄すぎます。。。)、ヴァイオリンの名手であったとも記されています。

アインシュタインが音楽を奏でていることは知らなかったので、ちょっとだけ(あくまでちょっと)親近感を覚えました(笑)

 

ドイツ留学の中で鈴木さんが「両手を失った」という演奏がありました。

クリングラー・カルテットの演奏したモーツァルトの『クラリネット五重奏曲(イ長調、K581)』。

この時のことをこのように記されています。「なんともいえない崇高な、大きな喜びと感動がわたしの魂を奪っていた。モーツァルトの高い魂の世界を与えてもらった。(鈴木鎮一『愛に生きる』より抜粋)」

 

この文章を読んで、魂を奪う演奏に私も出会ってみたいと思いました。

そのためには音楽会に足を運ばなくてはなりませんが、音楽会のお値段で感動が得られるものではないと思います。

演奏家がどれだけ作曲家の意図を汲み取り、自分の演奏に反映させられるかが、"人の魂を奪う演奏"に繋がるのではないかと考えます。

ですから、その感動はどこにあるのかわからないのですよね。

これからの演奏会が純粋に楽しみになりました。

 

さてお次は、鈴木さん愛著『トルストイの日記』を読んでみようと思います♪

 

追伸:『愛に生きる』に友人の母上のお名前が出てきて、鈴木さんにも親近感を覚えました(笑)

2012年

10月

08日

2012 ロビーコンサート-病院祭-

病院祭のバルーンアート
病院祭のバルーンアート

松本市にある相澤病院の病院祭で音楽仲間と一緒にヴァイオリンを弾かせていただきました。

こちらの病院、『神様のカルテ』の主人公である一止が勤務していた本庄病院のモデルにもなっています。

 

旧友かつ親友である友人が、相澤室内管弦楽団に所属していることがご縁で、私もお仲間に加えていただき、あっという間に1年が経とうとしています。

当初は人の音を聴くというより、必死に譜面を拾うことで精一杯でしたが、ようやく周りの音の動きを感じながら、奏でられるようになってきました。

 

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2012年

9月

25日

白熱教室

マイケル・サンデルが誘う「日本の白熱教室」へようこそ』を最近読破しました。

"対話型講義"を取り入れている日本の大学の講義10コマが生き生きと書かれています。

まるで自分も教室の1生徒になった気分で一気に読み進めました。

 

その中にあった講義の1コマをご紹介したいと思います。

慶応義塾大学の「宗教社会学」の樫尾直樹准教授のクラスで行われた「宮崎アニメは危険か?」

 

このタイトルだけを見ても、「えっ?」と惹きつけられませんか?

読み進めるとアニミズム(animisum)という思想が出てきます。

 

簡単にいうと「どんなものにも霊が宿っている」という説なのですが、宮崎アニメは子を持つ親の1人として、『絶対危険ではない』とは言い切れないと、私は判断しました。

 

大人気「となりのトトロ」に"まっくろくろすけ"が出てきますが、"子供にしか見えない"と謳っています。
判断能力がまだ備わっていない幼い子供たちには、アニメと現実の切り分けは難しいでしょうし、"子供には見える"とインプットされてしまう危険性がないとは絶対に言えないと思ったからです。


講義の中で樫尾准教授は、「宮崎アニメは文化的に無防備な子供に霊的存在の実在性を刷り込む学習効果をもたらします。(『マイケル・サンデルが誘う「日本の白熱教室」へようこそ』より抜粋)」と力強く、そして、印象深く語っています。

 

少し話がズレますが、息子の通う保育園のお散歩コースに神社があります。

ある日、息子(当時3歳)が「神社に行って、神様にお祈りをしたんだよ」と私に話してくれました。

担当いただいている先生にご確認したところ、「境内には神様がいて、そこでは遊んではいけないよ。」とルールを教えて下さったとのこと。

 

もちろん先生は悪いことをしたわけではありませんし、おそらく一般的な日本人の考え方であって、当たり前な行動なのだと思います。

ただ、樫尾准教授の言葉を借りれば"実在性を刷り込む”行為というのは、実は身近には多く存在しているのではないかと、"息子、神社に行く事件"で考えるようになりました。

もっと多面的に物事を見ることの大切さを改めて感じさせてくれた本でした。

2012年

9月

23日

チケットゲット~!

五嶋龍さんの松本公演のチケットをゲットしました~!

朝10時の販売開始と共にあらゆるブラウザーを駆使したのですが、売れっ子音楽家のためなのかサーバーアップアップ状態。

ただ、なんとかS席2枚をゲット出来て一安心です♪

 

2007年以来のジャパンツアー、彼の成長を感じられる演奏会となることを大いに期待しています。

12/8までそれを励みに仕事もママ業も頑張ります☆

 

先日、龍さんのお母様の節さんが書かれた「「天才」の育て方」を拝読しました。

みどりさんと二人で渡米された頃のご苦労話、母子二人三脚で歩んだ音楽三昧の日々。

音楽家となられたご本人の努力はもちろんですが、母である節さんによる献身的な支えがあっての現在であることを知りました。

 

節さんは著書の中で「二人が音楽家を辞めて別の道を選んでも構わない」とおっしゃられています。

上手に力を抜かれて教育をされてきたからこそ、二人がプレシャーに押しつぶされることなく、心優しい人間に成長されたのですね。

私自身、子育てに少し悩んでいたので、大先輩の節さんのお言葉一つ一つに力と勇気をもらいました☆

 

ご興味のある方はAmazonでぽちって下さいね。

「天才」の育て方(講談社現代新書) 五嶋節

2012年

9月

22日

コスモ アースコンシャス in 塩尻

我が家の収集したごみ達
我が家の収集したごみ達

FM放送で流れていて気になっていたイベントの一つ 「コスモアースコンシャスアクト」。

仕事上、環境に関するイベントをたまたま検索していたところヒット!

なんと”ぶどう狩り”のエンターテイメント付き。

迷わず家族で参加しました~♪

友人のご家族にも声をかけたところ、”ぶどう狩り”に好反応で一緒に行って参りましたよ。

 

今回の清掃活動ではA,B,C,Dの4班に分かれての活動。

我が家はチームBでした。

集合場所からそれぞれバスに揺られて15分、我らの清掃活動場所は中央高速道路下の側溝。

いざ気合を入れて拾うこと、1時間半、出てくる、出てくる、廃棄物。

中でも一番多かったのはタバコのポイ捨て。

続いて、飲み終わった缶やペットボトル。

家族3人で集めたごみは写真のとおり。

「拾った!」」という満足は本来望むべきものではありませんが、残念ながら達成感は味わえてしまいました。

今回のイベントを通して、息子に社会のルールの一つ「ごみはゴミ箱へ」を体を使って学ばせることが出来たことは、運営スタッフの皆さんをはじめ、ご尽力された皆様のおかげです。

お疲れ様でした~☆

参加者の皆さんで拾い集めた廃棄物量はオフィシャルページに掲載されています。

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